育休中の小学校教員 〜2児の母〜

育休中の過ごし方や子育てについて綴っていきます。

新米教師のメリット、デメリット

私は大卒からそのまま小学校教員として採用されました。

正直言います。 その当時の保護者の反応は両極端でした。

「若い元気な先生でよかった!」

「経験のない一年目で最悪!」

の両極端でした。

その時はネガティブな反応をされた時、当然ショックでした。

「だれでも一年目の時なんてあるのに。そんなひどいこと言わなくても。」

と思っていましたが親になった今なら分かります。 担任してもらうなら、できればベテランの人がいいなと思う気持ち。

《メリット》

* 子どもとの距離が近い

* 要望や意見に耳をかす

《デメリット》

* 経験不足

《メリット》

* 子どもとの距離が近い

これは良くも悪くも言えることです。

周りの先生と比べて子ども達と年齢が近いので、話しかけやすいみたいです。

そのため

「今年の担任の先生とはよく話して楽しいみたいです」

と好意的な意見は多かったです。

それ故に普段あまり先生と話せない静かなタイプの子ども達が生き生きする可能性はあります。

また、休み時間も積極的に外に出て遊ぶ新米教師は多いです。

そのため、外に出てめちゃくちゃ元気なタイプの子ども達とも打ち解けやすいです。

夏の暑い日も外に出て全力でドッヂボールしてくれる先生だとなおさらです。

* 要望や意見に耳をかす

保護者の方の年齢より若い新米の先生だとなおさらです。

言い方悪いですが、重要度が低いと判断されるような要望や悩みにも新米教師は時間をかけて対応することが多いです。

よく言えば何でも聞いて全力で対応しようとしてくれます。

《デメリット》

* 経験不足

もうこれは致し方ないことですが事実です。

経験不足だからこそ、学習指導も問題行動への指導も保護者との意思疎通も何か足りないと感じることがあるかもしれません。

初めて担当した学年で私もこれは痛いほど感じました。

新米だからこそ授業であまり重要でない箇所に時間をさいてしまったため、テストが学期末ギリギリになってしまったことがありました。

問題行動に対しても、保護者の方への連絡が遅くなり不安視されたこともありました。

教師の立場からこんなことを言うと保護者の方は不安になると思いますが、どれもこれも経験することで感覚がつかめてくることなので新米教師が完璧にこなしてくれることは可能性が低いと思います。

もちろん学校全体でフォローしていますが、しきれない部分も多数あるのが事実です。

メリット、デメリットを相対的に見て新米教師がいわゆる”当たり”なのか”はずれ”なのか判断することは難しいと思います。自分の子どもの性格的に合う合わないがあるので。

新米の先生のお陰で、いい方向に変化した子どももたくさんいます。もちろん逆もあります。

私の独断と偏見で書いてみました。